うっかり虫除け対策をしていなかったワタシ。
ぷっくり腫れてしまっていました。ごめんよー
薬局では虫除けスプレーが売られていますが、こちらにはディートという物質が含まれています。
化学名をジエチルトルアミドといい、昆虫忌避剤として用いられています。
蚊などの触角に作用する虫除け剤として、1964年に米軍が兵士用に開発されました。
ところが、稀に神経障害や皮膚炎を起こす報告があったため、海外では副作用などの報告を基に神経毒性など安全性についての再評価が行われ、特にカナダでは子どもへの使用について厳しい規制が設けらています。
日本でも乳幼児に対する使用上の注意が追加されています。
有害性が心配されるものは使いたくないのと、香りのよいものでナチュラルに使いたいと思い、精油で虫除けスプレーを作ることにしました。
さて、この虫除け対策。
昔から服や紙を食べる虫や蚊などは嫌われており虫除けがありました。
正倉院には9つのえび香が納められています。
このえび香は二重になった絹布で作られていて、沈香や白檀などが中に入っていて、よい香りながら虫除けになります。
蚊に対する虫除けは明治時代から除虫菊を使った蚊取り線香が使われていました。
この有効成分はピレスロイドという物質で昆虫の神経に毒として働くものの人には無害です。
同じように人には安全なものの虫にとっては嫌いな香りを使って虫除けスプレーを作ることができます。
植物が香りを発する目的の1つに忌避効果というものがあります。
虫が嫌う香りを放つことで、植物が生き物に食べられるのを避けて生き延びていくためのものです。
精油の中にも虫を寄せつけないものがあります。
100%天然の精油を使えば、子どもにも地球環境にもやさしく使えます。
作り方はとっても簡単!
ビーカーに無水エタノールを5ml入れます。
そこに精油を4滴入れて、よくかき混ぜます。
精製水を15ml加えてかき混ぜたら、スプレー容器に移して出来上がりです!
使う度によく振ります。(2週間以内に使いましょう♪)
ワタシは携帯したいので、出来上がり20mlの小さなサイズで作りました。
こちらは肌にも使うことができますが、3歳未満のお子様の場合はNG。
娘は1歳なので、ベビーカーにシュシュっとスプレーしています。
すぐに揮発してしまうので、こまめにスプレーすることが大切です。
自宅用には大きなサイズで作っています。
網戸に1時間置きくらいにスプレーしていますよ。
オススメの精油は・・
・ゼラニウム
・ラベンダー
・レモングラス
・シトロネラ
爽やかな香りで心地よく虫除けできますよー
作るのが面倒という方には、こちらの天然アロマボディスプレーやプラグアロマもオススメです。