2013年7月5日金曜日

アロマテラピーとクレイセラピー


アロマセラピーと並んで、クレイ(粉末粘土)もひとつの自然療法として注目されています。

地中の粘土質を掘り出して日光で乾燥させて粉砕した良質のクレイは、その自然の力からさまざまな効能を発揮します。
またアロマテラピーとの相乗効果も高く、初心者でも扱いやすい自然素材です。

大地の恵み、クレイ(粘土)は地球上の動植物にとって治癒効果のあるものとして古来から認識されてきました。
ヨーロッパにて人間は動物のまねをして、クレイを使い始めたと言い伝えられています。 
 

クレイは岩石が変化して出来たものです。
太古の昔、地球上で、爆発した火山の灰と溶岩が、周辺の海や谷の底に何層にも堆積し、長い時間と地殻変動による巨大な圧力も加わって変化、熱成し出来ました。 

地球上に存在するクレイはいろいろあります。
クレイは含まれているミネラルとその比率によって色合いが違います。
クレイは天日干されることで、ミネラル分がより活性化して豊富になります。
天日干させるとクレイには太陽光線の宇宙エネルギーすべてが含まるのです。
また、そのミネラル分の違いは色によって識別されやすいため、ホワイト、イエロー、レッド、ピンク、グリーンといった具合に種類分けされています。

クレイの主な成分(約40%)はシリカ(ケイ土)で、この他、酵素、マグネシウム、カルシウム、鉄分、ナトリウム、亜鉛、クロロフィル等が含まれています。

これらのミネラルは体内に容易に吸収され、さらにマイナスイオン化して体内への取り込みを促進します。
このようなクレイの自然の力を利用して、身体のシステム正常化に役立てることができるのです。

 
ここでオススメしたいのがクレイパック。
クレイの美容への作用は、強力な抗菌作用と消毒作用。
血液循環の促進、毛細血管の収縮力や拡張力をよくする。
皮膚の古い角質や汚れを除去する。
しわを防止し皮膚の弾力回復に役立つなど、とても多様です。


粉末状のクレイは水に溶かしてペースト状にして使います。
肌にパックしたり、布に塗って湿布として患部につけたりします。

必要な水の量は、そのときの温度や室温などによって変わってきます。
少しずつ足しては混ぜて、マヨネーズくらいの固さにしましょう。
フローラルウォーターを使うと香りもよく、パックタイムがより楽しめます。
精油をプラスする場合は、少量のキャリアオイルに精油を1滴入れたものを加えて混ぜます。
精油やキャリアオイルを入れるとクレイの効果はやや弱まります。

出来上がったクレイパックは乾いた肌にのせて、乾ききる前に落とすことがポイントです。
クレイには清浄作用があるので、そのあとに洗顔料を使った洗顔は必要ありません。

クレイの1つカオリンは乾燥肌の方やクレイ初心者の方でもトライしやすいですよー

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