2013年7月12日金曜日

暑さ&熱中症対策アロマ

先週末は家族で九十九里へ。
かなりの暑さでバテてしまったようで、翌日何とも言えない倦怠感とめまい、吐き気が。
病院に行くと、熱疲労とのことでした。

熱疲労は、熱中症の症状を分類したうちの1つ。
大量の汗をかき、水分の補給が追いつかないと脱水がおこるのが原因です。
脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがみられます。
行き帰りの道が事故渋滞していたので、トイレになかなか行けないと思い、水分を控えていたのを思い出しました。

たっぷりと生理食塩水を摂り、処方された薬を服用して休んだら回復しました。

熱中症にならないためには、エアコンを上手に利用したり、水分補給をしっかりと行うこと。
もちろん日々の睡眠不足や食事などにも気を配ります。

さて、アロマでは何か対策ができるでしょうか?

クールダウンさせる精油といえば・・ペパーミント。
実はミントの香りを嗅ぐだけでも、体はひんやり涼しさを感じるのです。

香りを嗅がない状態で水温28℃の水に手を入れて感じる体感温度と、ペパーミントの香りを嗅いだ状態で水温32℃の水に手を入れて感じる体感温度が同レベルであり、ペパーミントの香りを嗅ぐことで4℃も体感温度が下がるという実験結果が出ています。

※出典 「香りが感覚/使用感触の判断に及ぼす効果」
(株)資生堂製品開発センター香料開発室 庄司 健

さらに、ミント系の香りは不快感も軽減します。
空調温度28℃のオフィスで、ペパーミントなどをブレンドした香りを漂わせた場合と、そうでない場合で仕事をする人にアンケートをとった結果、「不快感を感じた人」の割合は、アロマを使わなかった日が11%だったのに対し、ミント系の香りを漂わせた日には4%に軽減しました。

※出典 「建築空間と香り―持続可能な社会を目指して
~天然成分のアロマを活用した執務環境の快適性に関する研究~」
東京大学生産技術研究所 馬郡文平

というわけで、手軽に暑さ対策するなら、アロマスプレーがオススメです。
室内でシュシュっと香りを広げてみましょう。

ちなみにペパーミントは体だけでなく頭もクールダウンさせてくれますよー

電車など出先の場合は、ハンカチやティッシュ、扇子や本のしおりなどにペパーミント精油を垂らして持ち歩いていると、スマートに香りを楽しめます。

また熱中症対策としてはアロマの濡れタオルもオススメ。
洗面器に冷たい水を入れてペパーミントとラベンダー精油を垂らしてよく混ぜ、そこにタオルを浸してしぼり、首や脇の下を冷やしつつ、体全体を拭きます。
そのあと、うちわなどで体をあおぐことで気化熱による熱放散を促進します。

我が家は夏場、ペパーミントのおしぼりを作って冷蔵庫に冷やしています。
またベランダで育てているハーブもおしぼりにクルクルっと巻いてパンパンと叩いて香りを移して同じく冷蔵庫で冷やしていますよ。



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